WEBマーケティングを活用しよう（営業関連３）
こんにちは。営業部のNです。フリーランスの場合、目の前の仕事に没頭しすぎると、「ようやく仕事が片付いのに、次の仕事がない！」という事態に陥りがちです。
そういう人こそ注力すべきはWEBマーケティング。
靴底をすり減らせば確実に仕事をとれる人ならいいでしょうが、ほとんどのフリーランスはそんなヒマがありませんし、そもそも効率が悪い。だからこそネットを駆使して24時間365日、営業マン兼広報マンとして自分の変わりにクライアントを引っ張ってこられる「仕組み」を考えることが大切なのです。
■自分の強みを知る！
ネットを使って自分を「どう宣伝するか」を考える前に、「何を宣伝すべきなのか」を明確に分かっていないと効果的なプロモーションはできません。言い換えれば、自分の強みを知る、ということです。
「価格の安さ」、「ニッチな領域の専門知識」、「仕事の早さ」、「豊富な実績」、「若さと馬力」、「独創性」、「地域唯一のサービス」、「親切・丁寧」など、強みと呼べるものはいろいろあるはずです。
欲張ってあれやこれや自分の良い所をアピールしたところで、メッセージはぼやけるだけです。それではネット上の通りすがりのユーザーの目には止まりません。
むしろ、需要と供給のバランスをしっかり見極めながら、訴求すべきメッセージを絞ってピンポイントにアピールすることで、はじめてユーザーに認知され、興味を喚起します。
■すべての基本はホームページ
さて、何を宣伝すべきか決まったら、WEBマーケティングの最低条件となるホームページを用意しましょう。いまは簡単な操作でデザイン性の高い無料ホームページを作成できるサイトがいくつもありますので、わざわざ何十万円もかけて外注する必要はないでしょう。商用利用が可能なものの中から、自分の求める機能（サーバー容量、バナー広告の有無など）にあったサービスを選んでみてください。メジャーなサービスではWordPressやjimdoなどがあります。また、合わせて屋号にあった独自ドメインを取得しておくと、サイトの“品格”が増します。
さて、ホームページを作る上で最低限必要なものを考えてみましょう。
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主要メッセージが伝わるトップページ（広告看板の役割＝「強みは何か」）
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個別サービスの説明（会社案内の役割＝「どんなことができるのか」）
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事業主に関する情報（会社概要の役割＝「一体何者なのか」）
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連絡先（窓口の役割）
これくらいでしょうか。あとはここに、「どう宣伝していくか」に応じて必要な要素を追加していきましょう。
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Q&A、用語集など（知識や経験をアピールしたい！など）
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コラム（トレンド把握力や見識をアピールしたい！など）
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ブログ（仕事ぶりや人間性をアピールしたい！など）
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外部サイト連携（SNS上のプロモーションへ誘導したい！など）
■常に発信しつづける
YouTubeの活用、O2O(Online to Offline)、サーチターゲティング広告、など、WEBマーケティングの手法はすさまじい速度で進化しています。いずれにせよ、大切なことは顧客に対して常に何かしらの情報を発信しつづけることです。それが広告であろうとブログであろうと構いません。発信をつづけることでそれが人の目にとまり、注目度が上がればさらに人が集まります。
例えば、コンサルタントを本業としている人が、あえて無償でもいいのでWEB媒体で署名入りの記事を書いたとします。インターネット上に署名入りの記事が掲載されれば、その記事は自分の分身となり、昼夜問わずネット上を駆けめぐることになります。
または、WEBデザイナーが自分のホームページで最新技術やトレンドに関する情報を惜しげもなく発信しているとします。本当に有益なコンテンツであれば、その記事は訪問者によってSNS上でシェアされ、訪問者は倍々ゲームで増えていくことになり、いずれビッグクライアントの目にとまるかもしれません。同時に業界のネットワークも増えていき、新しいビジネスのアイデアが生まれる可能性もあります。
雇用体系とビジネス環境の変化により、今後はフリーランスが企業の中にどんどん入り込んで活躍する時代になるでしょう。そんな中で埋没をしないように、日頃から発信力を高めることがフリーランスの生命線となるかもしれません。
ここでは、「フリーランスの働き方」についての記事をマガジンにまとめました。前回投稿した記事もこちらに掲載しておりますので是非読んでみてください。
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